というのも、男の精神に強力に影響を及ぼすホルモンというのはテストステロン1種類のみですが、女にはいくつも存在しているのです。
有名なものだけでも、
- エストロゲン
- プロゲステロン
- オキシトシン
- テストステロン
と、なんと4つもあるのです。
(※テストステロンは男性ホルモンの代表格ですが、
女性にも微量ながら分泌されています)
そして、この4種類のホルモンが生理周期によって、増えたり減ったりすることが、女の心変わりを演出しているというのです。
「ホルモンって、性格や考え方に影響するの?」
と思った方もいるかもしれませんが、ホルモンこそが、性格や考え方を決定付けているといっても言いすぎではないくらいです。
ホルモンの凄さを説明します
例えば、女性犯罪の8割以上は生理前に起きているという報告がありますが、これはその時期には、闘争心を煽るテストステロンが多く分泌されているためです。
排卵期に性欲が強くなるのは、エストロゲンが多くなるため。
逆にプロゲステロンが多い日は決まって、
「今日はHする気分になれない」
などと言い出します。
プロゲステロンは性欲をおさえてしまうホルモンとして有名で、
実際にアメリカなどでは、性犯罪者にこれを注射するという措置がとられています。
世界中で聞いた何を撃たれた?
さて、ホルモンの影響力がいかに大きいか、おわかりいただけたでしょうか?
以下のグラフは男女の1ヵ月のホルモン分泌量をあらわしたものです。
これを見れば、女に抱いていた長年の謎が、少しは氷解するのではないでしょうか?
女は1ヵ月で性格が4回変わる
グラフを見てもわかるように、男というのはテストステロンによって、年がら年中発情させられていますが、女というのは様々なホルモンによって様々な気分にさせられています。
ここではわかりやすくするために、女の1ヵ月を4つの期間にわけ、
それぞれをA期・B期・C期・D期としました。
それぞれの解説は以下です。
とても面白いと思うので、是非最後まで読んでください。
A期(どんよりとした1週間)
生理がはじまる日を「0日」と仮定していますので、つまりこのA期は丸々生理ということになります。
生理中の女というのは、我々男が想像もできないような不快感に悩まされているようです。
その様子を医学博士の姫野友美氏は、著書の中で次のように表現しています。
体はだるく、鉛が入ったように重い。頭は痛いし、肩はこる。
肌には吹き出物やニキビ、化粧のノリも悪い。
もう、どしゃぶりの雨の中、ぬかるみにハマって1歩も前へ進めないような気持ちになる。姫野友美著「女はなぜ突然怒り出すのか?」より
もうこの一文だけで
「生理中の女は口説くだけ無駄」
ということがよくわかります。
女がそのような状態だとは知らず、口説きに失敗して、そのままふさぎこんだ男がこの世に何人いることか・・・
どのくらいのお金は促進的コミュニケーションに費やされている
つまり口説きは1回だけでは不十分なのです。
なぜなら、女が生理中の場合があるから。
「1回目失敗したら2週間ほど間をあけて再度口説く」これは鉄則!
B期(女が絶好調になる1週間)
女が女になる時期です。
14日目の排卵日に向けて、エストロゲンの分泌量も増え、
性欲もうなぎのぼりになります。
前出の姫野友美氏は、この時期の状況を次のように表現しています。
生理が終わると、それまで厚い雨雲に覆われていた空がだんだんと晴れてくる。 まるで梅雨明けのように、キラキラと輝く明るい日差しが射してくる。
頭の中がスッキリと澄みわたり、頭のキレや回転もよくなって、言葉が次から次にポンポンと出てくる。
肌も髪も快調。化粧のノリもよし。体もパッパッとよく動く。
そして自然に「何か新しいことにチャレンジしてみよう」という意欲が沸いてくる。姫野友美著「女はなぜ突然怒り出すのか?」より
お察しのように、女の魅力が最大になるのはこの時期であり、
最も口説かれやすいのもこの時期なのです。
見分け方としては、エストロゲンの分泌が多い時期は、
特に露出度の高い服を着る傾向があることが知られています。
そして笑顔が多く、言葉数が多く、口調も滑らかになるという特徴があります。
そして、よりゴツイ体格&野生的な顔立ちをしている男性に惹かれる傾向があることが、セントアンドリュース大学のデビッド・ペレット教授らにより報告されています。
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とはいえ、この時期の女というのは記憶力と洞察力も最大になるので、ちょっとだけ注意が必要です。
この時期に怒らせるような事を言ったりすると、女はそれを何年も覚えているのです。
ウソを見破る能力や、嗅覚なんかも抜群になります。
妊娠しやすい時期だけに、男を見極める能力も向上させているというワケなのです。
C期(冷静さと落ち着きを取り戻す1週間)
卵子が精子を待っているのは、14日目の排卵日の24時間のみです。
この時に受精しなければ、卵母細胞は退化してなくなってしまいます。
つまりこのC期というのは、
最も妊娠しない時期&すでに妊娠しているかもしれない時期
ということになります。
この時期になると、プロゲステロンとオキシトシンというホルモンが一気に増えます。
この2つは、安定剤の役割を果たすホルモンです。
妊娠の可能性を考え、アクティブに行動しないように制御をかけているワケです。
また、妊娠の可能性がないワケですから、性欲も抑えられます。
精神的には安定しているので、普通に遊ぶだけならば快くOKしてくれるでしょう。
特筆すべきは、この時期の女というのは、痩せ型の女性的な顔立ちをしている男性に惹かれる傾向があるということです。
ようするに草食系男子に惹かれるのです。
これについては、生殖能力の低い安全な男に、自分の身を守らせようとしているという説明がされています。
D期(常に不機嫌、カオスに満ちた1週間)
生理前の体に起きる様々な不調のことをPMS(月経前症候群)といいます。
女がやたらにケンカ腰の時や、理不尽な要求をしてくる時というのは、まずこのPMS期とみて間違いありません。
A期(生理中)と違うのは、A期の場合は内にこもる不機嫌さですが、D期の場合はその不機嫌さが外に向かって放たれます。
日本ではまだまだ馴染みの薄いPMSですが、イギリスなどでは、
PMS期の女性犯罪は一定の情状酌量が認められているほどです。
世界にはPMSを専門に研究している施設がいくつもあるのです。
(本当に日本という国は性に関して閉鎖的です)
この時期の女というのは、テストステロンの分泌量も多くなっているので、一夜の情事に走ることも多いのですが、扱いは極めて困難です。
ハッキリ言って「触らぬ神に祟りなし」とう言葉がピッタリです。
よほど女の扱いに慣れている人以外は、この時期には近づかない方が賢明です。
「なんか不機嫌そうだな」と感じたら、関わらないようにしましょう。
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